片思いウエディング~夫の不倫で!?離婚しましたが、コロナ禍で再婚して赤ちゃんを授かりました~
彼は私のハンカチで涙を拭いた。
「ありがとう…澪…ハンカチは洗って返すよ…」
「…私にできるコトがあれば…気軽に言って下さい…」
「澪…」
彼は私の言葉に戸惑う。
「いや、いいよ・・・君には頼れない…俺は君のキモチを弄んだ男だ…違うか?君は俺の態度に愛を見なかっただろ?」
「…でも・・・私は今でも…貴方を愛しています…お人好しだと馬鹿にされるかもしれないけど…」
「君は『高屋』の堤社長と…」
「純基さんとはお友達です…」
私は言い切った。
「・・・澪のキモチは嬉しいけど…俺は君のキモチは応えられない…俺は沙織に誓った…凪斗を立派に育てると…」
「圭斗さん…」
「ご馳走様…」
彼は弁当を半分残して、蓋を閉じた。
「まだ半分…」
「俺は軽症で済んだが…後遺症として…味覚障害が残った…食べても味が分からない…でも、俺は凪斗の為に生きないといけない…だから、仕方がなく食べている…味覚が分からないのは本当に食事が辛い…」
「圭斗さん…」
「だから、君は絶対に甘く見るな…いいなっ。澪」
そう言っても…見えないウィルス。
感染対策にも限界がある。
「ありがとう…澪…ハンカチは洗って返すよ…」
「…私にできるコトがあれば…気軽に言って下さい…」
「澪…」
彼は私の言葉に戸惑う。
「いや、いいよ・・・君には頼れない…俺は君のキモチを弄んだ男だ…違うか?君は俺の態度に愛を見なかっただろ?」
「…でも・・・私は今でも…貴方を愛しています…お人好しだと馬鹿にされるかもしれないけど…」
「君は『高屋』の堤社長と…」
「純基さんとはお友達です…」
私は言い切った。
「・・・澪のキモチは嬉しいけど…俺は君のキモチは応えられない…俺は沙織に誓った…凪斗を立派に育てると…」
「圭斗さん…」
「ご馳走様…」
彼は弁当を半分残して、蓋を閉じた。
「まだ半分…」
「俺は軽症で済んだが…後遺症として…味覚障害が残った…食べても味が分からない…でも、俺は凪斗の為に生きないといけない…だから、仕方がなく食べている…味覚が分からないのは本当に食事が辛い…」
「圭斗さん…」
「だから、君は絶対に甘く見るな…いいなっ。澪」
そう言っても…見えないウィルス。
感染対策にも限界がある。