片思いウエディング~夫の不倫で!?離婚しましたが、コロナ禍で再婚して赤ちゃんを授かりました~
吉良CEOが宿泊しているエクゼクティブフロアに居るはずの彼が私に会いに来た。
「何ですか?」
「ほら」
彼は私に落としたイヤリングを渡した。
「イヤリング…見つかったぞ…」
「何処に落ちていたんですか?」
「詳しい場所は訊いてないが…配膳係の一人が拾ってくれたらしい…」
「ありがとうございます…」
「二度と落とすんじゃないぞ…」
「はい、すいません…」
「…じゃあな…俺はこれから…社長の部屋に行く…」
圭斗さんは猫の餌袋と寝床を持っていた。
「あ…例のアビシニアンの…」
「そうだ・・・社長夫妻…猫の世話なんてできるのか心配だな…」
「大丈夫ですよ…」
「じゃおやすみ…澪」
「おやすみなさい・・・圭斗さん」
私は圭斗さんを笑顔で送った。
猫の話をしているとすっかり沙織さんのコトは頭から抜けてしまった。
私はお人好しだから…浮気されちゃうのね…
「何ですか?」
「ほら」
彼は私に落としたイヤリングを渡した。
「イヤリング…見つかったぞ…」
「何処に落ちていたんですか?」
「詳しい場所は訊いてないが…配膳係の一人が拾ってくれたらしい…」
「ありがとうございます…」
「二度と落とすんじゃないぞ…」
「はい、すいません…」
「…じゃあな…俺はこれから…社長の部屋に行く…」
圭斗さんは猫の餌袋と寝床を持っていた。
「あ…例のアビシニアンの…」
「そうだ・・・社長夫妻…猫の世話なんてできるのか心配だな…」
「大丈夫ですよ…」
「じゃおやすみ…澪」
「おやすみなさい・・・圭斗さん」
私は圭斗さんを笑顔で送った。
猫の話をしているとすっかり沙織さんのコトは頭から抜けてしまった。
私はお人好しだから…浮気されちゃうのね…