妹を溺愛する兄が先に結婚しました
俺は、昔から何にも夢中になれない空っぽの人間。
習い事も趣味も、全部。
何かに足を踏み込んで、途中で投げ出す。
水泳もバスケも英語もピアノも、全部途中でやめた。
どれも情熱を捧げたことがないし、なんの後腐れもなく思い入れもない。
それは、人間関係に対しても同じだった。
友達ができても、ただそこにいるから一緒にいるだけで、相手が何に感動して怒るのかどうでもいい。
一緒にいたくないと言われれば、簡単に離れる。
彼女ができても同じ。
初めは、俺のそういう性格を受け入れてくれた彼女も、段々自分の好みを強制してくる。
彼女だけじゃない。
どの女にも言われた言葉。
『桜太って空っぽだよね。信念のない男って魅力ないよ』
あっそ、程度にしか思わない。
どいつもこいつも俺にとっては同じ。
魅力ないならそれでいい。
そうやって切り捨てられる相手。
習い事も趣味も、全部。
何かに足を踏み込んで、途中で投げ出す。
水泳もバスケも英語もピアノも、全部途中でやめた。
どれも情熱を捧げたことがないし、なんの後腐れもなく思い入れもない。
それは、人間関係に対しても同じだった。
友達ができても、ただそこにいるから一緒にいるだけで、相手が何に感動して怒るのかどうでもいい。
一緒にいたくないと言われれば、簡単に離れる。
彼女ができても同じ。
初めは、俺のそういう性格を受け入れてくれた彼女も、段々自分の好みを強制してくる。
彼女だけじゃない。
どの女にも言われた言葉。
『桜太って空っぽだよね。信念のない男って魅力ないよ』
あっそ、程度にしか思わない。
どいつもこいつも俺にとっては同じ。
魅力ないならそれでいい。
そうやって切り捨てられる相手。