妹を溺愛する兄が先に結婚しました
「何か音楽かけていいよ」
軽快に車を走らせる兄に言われて、私はBluetoothで繋げたスマホから曲を選んでかける。
スタイリッシュなダンスナンバー。
私の好きなアイドルグループの曲。
今、大人気の男性アイドルグループで、音楽番組で何度も聴いた曲だから兄も知っているはず。
流れた瞬間。
「それはダメ」
まるでイントロドンクイズを答えるような早さで、拒否された。
「なんで?」
「俺、好きじゃないから」
「じゃあ、これは?」
「それもダメ」
同じアイドルグループの別の曲をかけてみるも、ダメと言われてしまう。
結局、何もかけないまま学校に着いた。
軽快に車を走らせる兄に言われて、私はBluetoothで繋げたスマホから曲を選んでかける。
スタイリッシュなダンスナンバー。
私の好きなアイドルグループの曲。
今、大人気の男性アイドルグループで、音楽番組で何度も聴いた曲だから兄も知っているはず。
流れた瞬間。
「それはダメ」
まるでイントロドンクイズを答えるような早さで、拒否された。
「なんで?」
「俺、好きじゃないから」
「じゃあ、これは?」
「それもダメ」
同じアイドルグループの別の曲をかけてみるも、ダメと言われてしまう。
結局、何もかけないまま学校に着いた。