妹を溺愛する兄が先に結婚しました
「ていうか、お兄ちゃんだってゆかなさんと過ごすんでしょ。
なんと言われようと、私は参加するから」
それだけ言い残して、立ち去った。
***
クリスマスイブ、クリパ当日。
「やばいやばい。みんな、早く着替えて!」
「みなさん、ごめんなさい。うちの兄が……。私のせいです」
謝りながら、急いで制服に着替える。
今日は部活が早く終わるはずだった。
なのに、兄の熱血指導のせいで、部活の終了時間が大幅に延びた。
これもすべて私のせい。
クリパを中止させようとする兄の魂胆が丸見え。
「いつもはシスコンを羨ましいと思ってたけど、今回ばかりは同情するよ、真崎」
「ごめんなさーい」
みんなに謝って、男バスと一緒にクリパ会場のカラオケへ向かう。
日が暮れて、ネオンが灯った街並みは綺麗。
ザ・クリスマスって感じ。
ちらほらカップルの姿も見受けられて、羨ましく思う。
なんと言われようと、私は参加するから」
それだけ言い残して、立ち去った。
***
クリスマスイブ、クリパ当日。
「やばいやばい。みんな、早く着替えて!」
「みなさん、ごめんなさい。うちの兄が……。私のせいです」
謝りながら、急いで制服に着替える。
今日は部活が早く終わるはずだった。
なのに、兄の熱血指導のせいで、部活の終了時間が大幅に延びた。
これもすべて私のせい。
クリパを中止させようとする兄の魂胆が丸見え。
「いつもはシスコンを羨ましいと思ってたけど、今回ばかりは同情するよ、真崎」
「ごめんなさーい」
みんなに謝って、男バスと一緒にクリパ会場のカラオケへ向かう。
日が暮れて、ネオンが灯った街並みは綺麗。
ザ・クリスマスって感じ。
ちらほらカップルの姿も見受けられて、羨ましく思う。