妹を溺愛する兄が先に結婚しました
ちょうどその時、部屋のドアが開いた。
そこには、キャプテンと、
「キャプテン、遅せぇよ!」
「悪りぃ悪りぃ。時原が逃げようとするから捕まえてた」
キャプテンに捕まる時原がいた。
「ったく。無理やり連れてこないと参加しねぇんだから、時原は。
……あ、真崎。
こいつ逃げねぇように見張っといて」
「私がですか?」
「次期エース同士よろしくな」
いつから私と時原はコンビ扱いされるようになったんだ?
そんなことを思いながら隣に座わらされた時原を見ると、面倒くさそうに宙に視線を漂わせていた。
「参加するつもりなかったの?」
「うん、面倒くさかったから」
「でも交流会は参加してたよね?」
「あの時は和奏に無理やり連れてこられた」
「そうだったんだ」
そういや和奏と時原ってよく一緒にいるイメージ。
もしかしたら、一緒にいるっていうより、和奏が時原の面倒を見ているだけなのかもしれないけど。
そこには、キャプテンと、
「キャプテン、遅せぇよ!」
「悪りぃ悪りぃ。時原が逃げようとするから捕まえてた」
キャプテンに捕まる時原がいた。
「ったく。無理やり連れてこないと参加しねぇんだから、時原は。
……あ、真崎。
こいつ逃げねぇように見張っといて」
「私がですか?」
「次期エース同士よろしくな」
いつから私と時原はコンビ扱いされるようになったんだ?
そんなことを思いながら隣に座わらされた時原を見ると、面倒くさそうに宙に視線を漂わせていた。
「参加するつもりなかったの?」
「うん、面倒くさかったから」
「でも交流会は参加してたよね?」
「あの時は和奏に無理やり連れてこられた」
「そうだったんだ」
そういや和奏と時原ってよく一緒にいるイメージ。
もしかしたら、一緒にいるっていうより、和奏が時原の面倒を見ているだけなのかもしれないけど。