偶然や必然、奇跡とは
私は高校では無遅刻無欠席無早退を貫き3年間皆勤を成し遂げることができた。
学力も上位5番内には入っていた。
これらのおかげで専門学校への推薦入試資格を取得することが出来た。
因みに夢は看護師になることであった。
某有名な看護学校への受験資格は得られたもののやはり他の学校との学力を比較すると天と地の差があるところもあり、難しい受験であった。倍率も推薦入試で15倍以上あり、とても緊張と不安があった。
出来る限り試験対策を行った。筆記だけでなく面接もあるとの事。
私は人見知りで優柔不断さもある。大の苦手な面接をクリアするためにも何十回と教師と練習を行った。
絶対合格してみせるという思いと無理だろうな、落ちたらどうしようという不安感で日々苦しかった。
いざ、試験当日に面接では笑顔でハキハキと自分なりに間違えても気持ちを伝えることができた。筆記でも他の人のペースに流されず自分なりに精一杯行えたと思う。
合格発表は二ヶ月後との事で試験終了後は緊張の糸が切れたかの様に力が一気に抜けてしまった感覚を今でもはっきり覚えている。