闇夜ヨルの恐怖記録 1
☆☆☆
夢の中でできたことなんだから、現実でだってできるはずだ。
4時間目の授業が始まって、ミハルはピンク色のエプロンを付けて調理台の前に立った。
「ミハルは何を作るの?」
同じ班のマイコに聞かれて自信満々に「ケーキだよ」と、答える。
「ケーキ!?」
「うん。だって、私の夢はパティシエだよ?」
そう答えて小麦粉や砂糖の準備をすすめる。
夢で見たとおりにやれば美味しいケーキができるはずだ。
まるで魔法のようだとみんなびっくりするに違いない。
夢を沢山持ちすぎていると呆れているマイコとチアキだって、きっと私のことを見直すはずだ。
そう考えると嬉しくて、ミハルはアイドルの歌をハミングしながらケーキ作りを開始したのだった。
夢の中でできたことなんだから、現実でだってできるはずだ。
4時間目の授業が始まって、ミハルはピンク色のエプロンを付けて調理台の前に立った。
「ミハルは何を作るの?」
同じ班のマイコに聞かれて自信満々に「ケーキだよ」と、答える。
「ケーキ!?」
「うん。だって、私の夢はパティシエだよ?」
そう答えて小麦粉や砂糖の準備をすすめる。
夢で見たとおりにやれば美味しいケーキができるはずだ。
まるで魔法のようだとみんなびっくりするに違いない。
夢を沢山持ちすぎていると呆れているマイコとチアキだって、きっと私のことを見直すはずだ。
そう考えると嬉しくて、ミハルはアイドルの歌をハミングしながらケーキ作りを開始したのだった。