闇夜ヨルの恐怖記録 1
「え、ユウキってサッカーできるの?」


「できるってことはないよ、人並み」


「すごーい、見てみたい!」


せっかく話しかけても話題はすぐにトオコたちに取られてしまった。


ユウキももうこちらを向いてはいない。


セイコは再び本に視線を落としたのだった。
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