闇夜ヨルの恐怖記録 1
血走った目で画面を凝視していると、類似商品の中に気になるものを見つけた。
「引き剥がし剤……?」
口に出して呟いた瞬間背筋がゾクリと寒くなった。
すぐにタップしてその商品を表示する。
《引き剥がし剤
この商品は人間接着剤でくっつけた人間関係を引き剥がすことができます。
人間接着剤を使って友達や恋人を取られてしまい、取り返したい時に有効です。
使い方は、この液を手に塗って人間接着剤を使った人と握手をするだけ》
「なによこれ!」
思わず悲鳴のような声を張り上げて、トイレ内に響き渡る。
スマホを持つ手が小刻みに震えて呼吸が苦しくなってきた。
そして昨日の放課後目の前でこけたトオコを助け起こしたことを思い出す。
あの時わざと私の前でこけたんだ!!
その手には引き剥がし剤が塗られていたに違いない!!
セイコは下唇を強く噛み締めた。
「引き剥がし剤……?」
口に出して呟いた瞬間背筋がゾクリと寒くなった。
すぐにタップしてその商品を表示する。
《引き剥がし剤
この商品は人間接着剤でくっつけた人間関係を引き剥がすことができます。
人間接着剤を使って友達や恋人を取られてしまい、取り返したい時に有効です。
使い方は、この液を手に塗って人間接着剤を使った人と握手をするだけ》
「なによこれ!」
思わず悲鳴のような声を張り上げて、トイレ内に響き渡る。
スマホを持つ手が小刻みに震えて呼吸が苦しくなってきた。
そして昨日の放課後目の前でこけたトオコを助け起こしたことを思い出す。
あの時わざと私の前でこけたんだ!!
その手には引き剥がし剤が塗られていたに違いない!!
セイコは下唇を強く噛み締めた。