闇夜ヨルの恐怖記録 1
☆☆☆
ベッドの中で大好きなアイドルのMVをスマホで見ながら眠くなるのを待つのが、ミハルの日課だった。
今日もベッドにうつ伏せに寝転んでスマホ画面を見つめている。
時々歌詞を口ずさんだり、体を揺らして曲に乗る。
そろそろ眠気が襲ってきたという時に、テーブルに置かれているキャンディーの瓶が視界に入った。
「そうだった!」
ミハルはスマホを投げ出して老婆からもらったキャンディーの瓶を掴む。
中には赤や黄色オレンジなど色々な色のキャンディーが入っている。
瓶の蓋を開けて一粒手のひらに取り出した。
出てきたのは緑色のキャンディーだ。
口に入れてみるとマスカットの味がした。
「う~ん、美味しい!」
それは今まで食べてきたどのキャンディーよりも美味しくて、頬が落っこちそうになるくらいだ。
同時に強い眠気が襲ってきて、ミハルはすぐにベッドにもぐりこんだ。
口の中で小さな飴玉を転がしながら、ミハルは夢の中へ落ちていったのだった。
ベッドの中で大好きなアイドルのMVをスマホで見ながら眠くなるのを待つのが、ミハルの日課だった。
今日もベッドにうつ伏せに寝転んでスマホ画面を見つめている。
時々歌詞を口ずさんだり、体を揺らして曲に乗る。
そろそろ眠気が襲ってきたという時に、テーブルに置かれているキャンディーの瓶が視界に入った。
「そうだった!」
ミハルはスマホを投げ出して老婆からもらったキャンディーの瓶を掴む。
中には赤や黄色オレンジなど色々な色のキャンディーが入っている。
瓶の蓋を開けて一粒手のひらに取り出した。
出てきたのは緑色のキャンディーだ。
口に入れてみるとマスカットの味がした。
「う~ん、美味しい!」
それは今まで食べてきたどのキャンディーよりも美味しくて、頬が落っこちそうになるくらいだ。
同時に強い眠気が襲ってきて、ミハルはすぐにベッドにもぐりこんだ。
口の中で小さな飴玉を転がしながら、ミハルは夢の中へ落ちていったのだった。