闇夜ヨルの恐怖記録 1
一生懸命子犬の世話をしていた自分。
そのすべてが楽しくて、充実した時間だったこと。
「そっか。結局動物関係の仕事に決めたの?」
「うん」
ミハルはチアキへ向けて頷いた。
あれだけリアルな夢を見てしまったら、もう迷いようがなかった。
子犬を撫ででいたときの感触は今でもしっかり残っている。
「ミハルに合っていると思うよ」
マイコも笑顔でそう言ってくれた。
2人共、私の夢を応援してくれている。
そうわかると嬉しくなった。
今まではあれもこれもに憧れていてひとつに決めることができなかったから、2人ともあまり応援してくれていなかったのだ。
「ミハルが本気の夢を教えてくれたから、私も教えてあげる」
チアキは突然そう言い、自分の席へと戻っていった。
引き出しの中からノートを取り出し、それを持って戻ってくる。
「チアキの夢ってなに?」
聞くと、ノートを差し出された。
それには『狼さんと赤ずきんちゃんのその後』と書かれている。
「もしかしてこれって、小説?」
聞くと、チアキは頬を赤らめて頷いた。
そのすべてが楽しくて、充実した時間だったこと。
「そっか。結局動物関係の仕事に決めたの?」
「うん」
ミハルはチアキへ向けて頷いた。
あれだけリアルな夢を見てしまったら、もう迷いようがなかった。
子犬を撫ででいたときの感触は今でもしっかり残っている。
「ミハルに合っていると思うよ」
マイコも笑顔でそう言ってくれた。
2人共、私の夢を応援してくれている。
そうわかると嬉しくなった。
今まではあれもこれもに憧れていてひとつに決めることができなかったから、2人ともあまり応援してくれていなかったのだ。
「ミハルが本気の夢を教えてくれたから、私も教えてあげる」
チアキは突然そう言い、自分の席へと戻っていった。
引き出しの中からノートを取り出し、それを持って戻ってくる。
「チアキの夢ってなに?」
聞くと、ノートを差し出された。
それには『狼さんと赤ずきんちゃんのその後』と書かれている。
「もしかしてこれって、小説?」
聞くと、チアキは頬を赤らめて頷いた。