年上なのに、翻弄されて
言葉にされるとなんか……



「そう……だね」

「ほぼ同居ですね。下手な夫婦よりもずっと一緒に居ますし。み~先パイ。俺,そっちの方がよっぽど大胆な気ィするんすけど」

「大丈夫。私もそう思うから。そもそも呉ちゃんは自覚ないけど,もうとっくの昔から狙われるがわだもの」

「? つまり私はどうすれば良いの?」



どうもしなくて良いのだと……言える2人ではなかった。

数分後,美世ちゃんの出した案を決行することに決定した。
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