年上なのに、翻弄されて

番外編その2~一瞬の夢~

番外編その2
~一瞬の夢~ 蓮side

呉羽と付き合い始めて,5ヶ月が経った。

目が覚めると,となりには呉羽がいる。

僕は呉羽を起こさないようにベッドを降りると,キッチンに向かった。

スープくらいなら僕も作れるかな?

ネットで検索をかける。

あぁ,これにしよう。

僕は適当に美味しそうなものを選んで下準備を始めた。

僕が今日,呉羽の横に寝ていたのは,なにもやましいことがあったからではない。

僕はここ一週間,ちょこちょこここに泊まったりしていた。

それは試しにやってみた最初の日,呉羽を抱き締めて眠ることと,朝1番に呉羽の寝顔をみることに僕がはまってしまったから。

そうゆうことはもっとあと,呉羽が僕に慣れて,求めてくれるようになってからでいいと思う。
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