年上なのに、翻弄されて


―コポコポコポ。
  
2人しかいない部屋のなか。
  
私がお茶を注ぐ音だけが響いていた。
  
招き入れた隣人は今,私の目の前で私の作ったご飯を食べている。
  
何故か……
それはあの後……
   


『あの! これからは私の家でご飯食べない!?』      


               
~っ失敗っしたぁ~!
   
絶対に間違えた。
   
彼に向けて言葉を放つと同時に,そう思った。
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