年上なのに、翻弄されて

蓮

朝，私はいつもよりスッキリと目覚めることが出来た。　
　　
少しの間ボーッとして，突如ハッと昨日の事を思い出す。　　
　　　
そして同時に重大なミスに気がついた。　　
　　　　　
朝ごはん……和食派なのか洋食派なのか聞き忘れちゃった……　　
　　　　
年下に翻弄されている暇があるなら聞いといてくれと自分自身に呆れる。
　　　
でも，もう仕方ない。　　
　　
　　　
　　
「食べやすい方が……良いよね？」　　
　　
　　　
　　
私はコンソメスープとサンドイッチを作ることに決定。　　　
　　　
　. 🐣 . 🐤 . 🐥 .
　　　　　　　
たまご，ツナ，ハムレタス。
　　　
我ながら良い出来の，それらを挟んだサンドイッチに１人うなずく。　　
　　　
　　
「うん。いんじゃないかな」　　　　　　　
　　　　
　　　　
　
やがて，９時justで彼は来た。