不良彼氏とマジメ彼女
悩んだ末に、紗英は倒れ込む不良のもとへ。
「あ、あの…」
「あぁ!?」
ビクッ
「ご、ごめんなさい!!こ、これ…どうぞ…!!」
そう言ってダッシュする紗英。
紗英が渡したのは、ハンカチと絆創膏だった。
「今の子…確か…」
「お、おい!!待てよ!!」
普段端から見たら怖い人たちに囲まれていても、仲良く暮らしている紗英は、さっき怒鳴られたことが怖かった。
バレたらどうしよう…。
不安で涙がこぼれてしまった。
それを見て驚く不良。
「え!ちょ…」
「ごめ…ごめんなさい…」
「何で謝ってんだ?お前別に謝るような事してねぇだろーが。」
「で、でも…余計なことしちゃったかな…って…」
「藤谷さん…だよな?同じクラスの。…俺は竹本将平。これありがとな。けどハンカチは使えねーわ。血ついちまうし。」
「だめだよ!ちゃんと止血しなきゃ!」
「いやでも…。」
「か、かして??」
「…ん。」
すこし怖がりながらも将平の手当てをする紗英。
「これで、大丈夫…。」
「ありがと。」
「ううん…。」
「あ、あの…」
「あぁ!?」
ビクッ
「ご、ごめんなさい!!こ、これ…どうぞ…!!」
そう言ってダッシュする紗英。
紗英が渡したのは、ハンカチと絆創膏だった。
「今の子…確か…」
「お、おい!!待てよ!!」
普段端から見たら怖い人たちに囲まれていても、仲良く暮らしている紗英は、さっき怒鳴られたことが怖かった。
バレたらどうしよう…。
不安で涙がこぼれてしまった。
それを見て驚く不良。
「え!ちょ…」
「ごめ…ごめんなさい…」
「何で謝ってんだ?お前別に謝るような事してねぇだろーが。」
「で、でも…余計なことしちゃったかな…って…」
「藤谷さん…だよな?同じクラスの。…俺は竹本将平。これありがとな。けどハンカチは使えねーわ。血ついちまうし。」
「だめだよ!ちゃんと止血しなきゃ!」
「いやでも…。」
「か、かして??」
「…ん。」
すこし怖がりながらも将平の手当てをする紗英。
「これで、大丈夫…。」
「ありがと。」
「ううん…。」