バリキャリ課長の年上彼女は、一途な彼に翻弄される
「まぁ、赤星さんは社長が見立てた人なので信頼はしていますよ」
景山さんはため息をついて、笑い出した。
「でも、凄いですね。会社変わってまで、緑川さんを追いかけるなんて」
「自分でもびっくりするくらいです」
「その、敬語でなくていいですよ。僕の方が年下ですし」
「じゃあ、甘えて遠慮無く、そうさせてもらいますね。景山くんは緑川さんのこと、その、好きとかはないの?」
「好きですよ」
「えっ?」
「ただ、赤星さんが聞いている好きが、LOVEの方ならそれは違います」
「少しも?」
「本当です。嘘は嫌いです」
「そっかぁ・・・」
「今、ほっとしましたね」
「ま、まぁ、」
「緑川さんとベッドで抱き合っている姿なんて、想像したくありません」
彼は体をぶるっと震わせていた。
「なるほど」
「ただ、緑川さんにもっと信頼されたい。緑川さんに成長する自分の傍にいて、見ていて欲しい。その気持ちは誰にも負けていません」
景山くんは、部下として緑川さんを尊敬し、慕っている。
緑川さんに対する気持ちを聞いて、ほっとした。
「緑川さんって・・・彼氏、いるのかなぁ」
「多分、今はいないです」
「今はということは、過去の人は・・・会社の人?」
「赤星さん、2年前までうちの営業部にいた二海堂さん、知ってますか?」
景山さんはため息をついて、笑い出した。
「でも、凄いですね。会社変わってまで、緑川さんを追いかけるなんて」
「自分でもびっくりするくらいです」
「その、敬語でなくていいですよ。僕の方が年下ですし」
「じゃあ、甘えて遠慮無く、そうさせてもらいますね。景山くんは緑川さんのこと、その、好きとかはないの?」
「好きですよ」
「えっ?」
「ただ、赤星さんが聞いている好きが、LOVEの方ならそれは違います」
「少しも?」
「本当です。嘘は嫌いです」
「そっかぁ・・・」
「今、ほっとしましたね」
「ま、まぁ、」
「緑川さんとベッドで抱き合っている姿なんて、想像したくありません」
彼は体をぶるっと震わせていた。
「なるほど」
「ただ、緑川さんにもっと信頼されたい。緑川さんに成長する自分の傍にいて、見ていて欲しい。その気持ちは誰にも負けていません」
景山くんは、部下として緑川さんを尊敬し、慕っている。
緑川さんに対する気持ちを聞いて、ほっとした。
「緑川さんって・・・彼氏、いるのかなぁ」
「多分、今はいないです」
「今はということは、過去の人は・・・会社の人?」
「赤星さん、2年前までうちの営業部にいた二海堂さん、知ってますか?」