バリキャリ課長の年上彼女は、一途な彼に翻弄される
「そんな顔してる緑川さんを1人にして帰れません」
ドアを開け、私を先に家に入れてから
「いいですか?僕も部屋に入って」
嫌じゃない。でもきっと聞きたくなる。
「いい、ですよね?」
これ以上、近づいちゃいけない。
そう、わかっていた。
でも、聞きたい。
赤星くんの口から本当のことを・・・
私はただ頷いた。
「風邪引くといけませんから、先に着替えてください」
私は着替えて、キッチンに向かった。
「緑川さん、温かい飲み物、僕が準備しますから、何かありますか?」
「ここに・・・」
「じゃあ、緑川さんはソファに座ってて待ってて下さい。キッチン入りますね」
しばらくして、赤星くんがホットレモンを持ってきてくれた。
テーブルにカップを置き、私の横に腰掛ける。
温かい。
自分の部屋で赤星くんが入れてくれたホットレモンを飲むなんて。
凄く複雑だった。
「少しは落ち着きましたか?」
「・・・ありがとう」
「一体何があったんですか?」
私はためらった。
「話してください。心配なんです」
赤星くんから直接聞いた方が、諦められる。
そう覚悟を決めた。
「・・・営業部の相田さんが話していたのを聞いて」
「どんなことですか?」
「赤星くんと付き合ってるって」
「はぁ?そんなわけないじゃないですか」
「私に近づいてるけど、私を試してるだけだって。自分に振り向くかゲームだって言ってるって」
「何で直ぐに言ってくれないんですかぁ」
ドアを開け、私を先に家に入れてから
「いいですか?僕も部屋に入って」
嫌じゃない。でもきっと聞きたくなる。
「いい、ですよね?」
これ以上、近づいちゃいけない。
そう、わかっていた。
でも、聞きたい。
赤星くんの口から本当のことを・・・
私はただ頷いた。
「風邪引くといけませんから、先に着替えてください」
私は着替えて、キッチンに向かった。
「緑川さん、温かい飲み物、僕が準備しますから、何かありますか?」
「ここに・・・」
「じゃあ、緑川さんはソファに座ってて待ってて下さい。キッチン入りますね」
しばらくして、赤星くんがホットレモンを持ってきてくれた。
テーブルにカップを置き、私の横に腰掛ける。
温かい。
自分の部屋で赤星くんが入れてくれたホットレモンを飲むなんて。
凄く複雑だった。
「少しは落ち着きましたか?」
「・・・ありがとう」
「一体何があったんですか?」
私はためらった。
「話してください。心配なんです」
赤星くんから直接聞いた方が、諦められる。
そう覚悟を決めた。
「・・・営業部の相田さんが話していたのを聞いて」
「どんなことですか?」
「赤星くんと付き合ってるって」
「はぁ?そんなわけないじゃないですか」
「私に近づいてるけど、私を試してるだけだって。自分に振り向くかゲームだって言ってるって」
「何で直ぐに言ってくれないんですかぁ」