絶体絶命の聖女候補、幼女薬師になってもふもふと聖騎士団をお助けします!
第2話
■ 第2話
「こんにちはー!」
私は大きな声で水の精霊に向かって叫ぶ。水の精霊は私の声に驚いたようにこちらを見た。そして、物珍しそうな顔をしてこちらに近づいてくる。
[こんにちは。あなたはだあれ?]
近くで見ると、とっても可愛らしい女の子の姿をした精霊だった。水色の髪がくるんと外に跳ねている。
[こんにちはー! 僕はガーネだよ。風の精霊だよ]
[こんにちはー! 僕はベラだよ。風の精霊だよ]
私が返事するより先に、ガーネとベラとぴょんと前に出て挨拶をする。相手が女の子の精霊だからか、なんだかふたりとも嬉しそうだ。
[はじめまして。わたしはサンよ]
[よろしくね、サン]
[よろしく、サン]
サンの挨拶に、またもやガーネとベラが先を争うように答える。サンはその様子に少し戸惑った様子だ。
「こんにちは、サン。私はアリエッタ。みんなはエリーって呼んでいるわ」
「こんにちはー!」
私は大きな声で水の精霊に向かって叫ぶ。水の精霊は私の声に驚いたようにこちらを見た。そして、物珍しそうな顔をしてこちらに近づいてくる。
[こんにちは。あなたはだあれ?]
近くで見ると、とっても可愛らしい女の子の姿をした精霊だった。水色の髪がくるんと外に跳ねている。
[こんにちはー! 僕はガーネだよ。風の精霊だよ]
[こんにちはー! 僕はベラだよ。風の精霊だよ]
私が返事するより先に、ガーネとベラとぴょんと前に出て挨拶をする。相手が女の子の精霊だからか、なんだかふたりとも嬉しそうだ。
[はじめまして。わたしはサンよ]
[よろしくね、サン]
[よろしく、サン]
サンの挨拶に、またもやガーネとベラが先を争うように答える。サンはその様子に少し戸惑った様子だ。
「こんにちは、サン。私はアリエッタ。みんなはエリーって呼んでいるわ」