あたしの幸せ人生と不幸せ人生
そう思ったあたしは

家を出た

1人暮らしは大変だったけど

けっこう楽しめた

でもしばらくして

父が泣きついてきた

「悪かった。家に戻って来てくれ。」

って

父が謝ってるとこ初めて見た

それからあたしの時代

父が真面目に働くようになって

あたしが家の警備するようになった

あたしのわがままも

聞いてくれるようになって

あたしの欲しいもの

なんでも買ってくれるようになった

よっぽど1人が寂しかったみたい

あたしは遊びまくった

でもそれも長く続かなかった

父は悪い事してたみたいで


捕まった
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