海と空の狭間で……
お金持ちの息子とか社長さん?


そんな事を考えていると、ドアをノックする音が聞こえた。


私の部屋に来る人間なんて、1人しか居ない。


それは、お兄ちゃんだ。


「入っても大丈夫!!」


そう返事を返すと、部屋の扉が開きお兄ちゃんが入ってきた。


「高校はどう?」


友達はそれなりに居る。

勉強が嫌いで授業中が暇で、暇で、仕方ないのが悩み。

そんな、幸せな私はお兄ちゃんに対して笑顔を見せた。
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