海と空の狭間で……
「そうなんだね。
それは、良かった!!で、付き合った!?」


朝に空の事を好きだと言っていたかすみが、こんな感じだから調子が狂う。


「つ、付き合ってないよ……」
「え!?なんで!?
かっこいいし、性格もバッチリなのに付き合ってみなきゃ勿体無いよぉぉ!!」
「え、どういう理論!?」


かすみが鼻でフフンと笑う。


「私はね、自分の好みの見た目の人と付き合いたいの!!」


確かに、好みの見た目なら嬉しいけど。


「えぇ!
それで、性格めちゃくちゃ悪かったらどうするの?」


< 101 / 434 >

この作品をシェア

pagetop