海と空の狭間で……
顔は普通以外。
頭が良い訳でもない。
特技が有る訳でもない。


空君くらいカッコ良ければ、可愛い女の子の方が似合うなんて卑屈な事を考えてしまう。


ねえ__


かすみの言っている事が本当なら、空君は私の何処を好きになったの?


途中でかすみと別れて、自分の家に向かう。


家に着くと制服のから部屋着に着替え、フカフカのベッドに横になる。


『空君、アスナの事好きだよ!』


かすみが言っていた言葉が頭の中でぐるぐる回って、脳内再生され続けた。





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