海と空の狭間で……

使った食器を洗い始めたが、空とのメッセージのやり取りが楽しみで堪らない。


なにをしても、ソワソワが止まる事は無かった。


明日の準備などを済ませ部屋に戻ると、そっこうスマホを弄ってしまう。


メッセージが1件。


『良ければだけど、後で通話出来ない？』


私も同じ事を考えていた。


『うん。通話大丈夫だよ！』
『まじ！？
無理だと思っていたから、嬉しい！！』


私と話すだけでこんなに喜んでくれるなんて、胸がドキドキしてしまう。