海と空の狭間で……
「これは何?」
「お仕事。
って、アスナの準備は終わったのか。

なら、行こう__」
「うん!」


仕事で忙しくても、私との時間を大切にしてくれるお兄ちゃんが好き。


そのお陰で今まで寂しい思いはしなかった。


家を出て車に乗り込む。


今日は、どこに行くのだろう。


気になるが楽しみが薄れるから、行き先は聞かない。


車は10分程で駐車場に止まった。


「え__」


着いたのは家から近い場所に有る、携帯ショップ。


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