海と空の狭間で……
いつも通りにお風呂に入って、ベッドに入る。


空とのメッセージを交わす時間が凄く幸せだ。


たわいの無い会話を楽しいと思えるのは、空とメッセージを交わす事に意味が有るから。


本当は、低くて甘く、心地良い、空の声が聞きたい。


でも、声を出したらお兄ちゃんに気付かれてしまう。


話すのは学校に行った時の楽しみ。


自分にそう言い聞かせ我慢する。


『明日学校で会ったら、いっぱい話そうね!』
『もちろん!』
< 270 / 434 >

この作品をシェア

pagetop