海と空の狭間で……
お兄ちゃんは空と一緒の時間を過ごしていたら、怒るだろう__


でも。


「うん。大丈夫!!」


私は、空と話したい。


バレなきゃ大丈夫__


何より、私の問題だから良いよね……。


「まじ!やったあ!!」


無邪気に喜ぶ空を見て、ニヤけるかすみ。


「空!良かったね!

ずっと、アスナとゆっくり話したいって言っていたもんね!!」
「ちょ!

それ、アスナの前で言うなよ!!」


顔を真っ赤にして照れている、空が可愛くて仕方が無い。
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