海と空の狭間で……
「アスナどうした?」


ふと、空と目が合って、視線をずらす。


見とれていた事がバレたら恥ずかしい__



「……」
「もしかして、俺の事見ててくれた?

だとしたら嬉しい!!
ていうか、アスナと付き合えるなんて夢でも見ている気分だ__」


ああ。


空がそのままの感情を言葉にしてくれるから、私も素直になれる。


「かっこいいなて思って、見ていたよ……。

空が私の彼氏だと思ったら舞い上がっちゃう!!」
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