海と空の狭間で……
お兄ちゃんは私が好き!
久々のみんなでの会話。


凄く楽しくて、帰る頃には空が夕日に染まっていた。


「アスナ!」


相変わらず元気な、かすみに「うん?」と返事を返す。


「せっかくだから、空くんに送って貰いなよ!!」


ああ、そういえば2人っきりにすると言っていたなぁ……。


ぶっちゃけ、家まで空に送って貰う事が出来たらどれだけ楽しいだろう。


でも、それは出来ない__


万が一にでも、お兄ちゃんに見付かったら困る事になるだろう。
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