海と空の狭間で……
お兄ちゃんが空の事を認めてくれたら良いのだが、無理そうだ__


ああ。

3人で仲良くご飯とか食べれたら嬉しいのになんて思ってしまうが、

どう考えても、無理だろう……。


「ごめん。
帰りはお兄ちゃんが迎えに来ると思うから__」


鉢合わせするよりは、こう言った方が良いかと思った。


「ちょっとアスナ!!

お兄ちゃんより、空君を優先にしなくちゃ!!!」


お兄ちゃんを空より優先にしているつもりは無いが、そう見えるのかも知れない。




< 303 / 434 >

この作品をシェア

pagetop