海と空の狭間で……
それから、どれくらいの時間が過ぎたかも分からない。
バイクが止まった瞬間、もぬけの殻状態で宙を見ている私。
そんな、私が最初に考えた事。
『こ、これ、帰りも乗るの?』
答えは勿論、YESだろう__
そう考えたら、人生を諦めた人の気持ちが良く分かる。
なんていうか、深い絶望のせいか脳が思考停止しているのだ。
「アスナは、怖がっていた割に、余裕そうだったな!!」
そう、言いながら振り向いた空がギョッとした表情で私を見ている。
バイクが止まった瞬間、もぬけの殻状態で宙を見ている私。
そんな、私が最初に考えた事。
『こ、これ、帰りも乗るの?』
答えは勿論、YESだろう__
そう考えたら、人生を諦めた人の気持ちが良く分かる。
なんていうか、深い絶望のせいか脳が思考停止しているのだ。
「アスナは、怖がっていた割に、余裕そうだったな!!」
そう、言いながら振り向いた空がギョッとした表情で私を見ている。