海と空の狭間で……
だとしたら、私は最高の幸せ者だ。


「空っっ。
此処に連れて来てくれて、ありがとう!!」
「こっちこそありがとう。
アスナがそう言ってくれたから、正直助かっている……」


そう言った、空の顔はホッとしている様子だ。


それだけ、私の異変に気付かなかった事で思い詰めていたのだろう。


空が、そこまで私の事を考えてくれている事実を嬉しく思う。


だから、笑うんだ__


空の考え事なんて吹っ飛ぶくらい、楽しみたい。


と、いうか楽しめる__
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