海と空の狭間で……
「それは……、ごめん。

さあ、て!!カスミに手紙を書くかぁ!!」
「……」


悲しそうな顔でこちらを見ている空から視線をずらす。


空気が重い__


此処に居づらい__


帰ろうか。


そう思った瞬間、ソファーから立ち上がる空。


「俺、ちょっとコンビニ行ってくる……」


助かった__


不謹慎だが内心ホッとしてしまう。


「うん。行ってらっしゃい!」
「待ってて!」
「うん!」




< 364 / 434 >

この作品をシェア

pagetop