海と空の狭間で……
「それは、無理。て、事で__」


次にお兄ちゃんの口から出た言葉を聞いて驚きを隠せない。


「空も此処に住むか?」


空も此処に住むって、3人で暮らすという事!?


正直、ホッとしたのは確か。


心の何処かでお兄ちゃんをひとりぼっちにしてしまう事に抵抗を感じていた。


でも、空が何て言うかだ。


「俺は、それで良いですよ。アスナはどうしたい?」


私の意見も大切にしてくれる空が好き。
< 386 / 434 >

この作品をシェア

pagetop