海と空の狭間で……

「次は家具を買いに行くから付き合って貰える？」
「う、うん！」


なんだか、空との同棲生活が始まるみたいでワクワクしてしまう。


「な、なんか、同棲の為の準備みたいだね……」


自分で言っておいて、頬が熱くなっていくのを感じた。


「俺もそう思う！！


あ！！アスナも欲しい物あったら買うからな！！
付き合って貰ったお礼！！」
「わ、私はいいよ」


会話を交わしているうちに辿り着いたのは、高級家具店。