海と空の狭間で……
時間が過ぎて、家具が届き、空の部屋が出来上がった。


黒と白を基調とした清潔感の有る部屋。


「わあ!凄く良い部屋!」
「いつでも来て!!」


そう言って、私の頭を軽く撫でる。


「これからは、何時でも会えるな」


なんて、言って幸せそうな顔を見せる空が愛しくて堪らない。


愛されている事が伝わり、幸せだ。


「アスナの嬉しそうな顔見てると幸せ」


そう言いながら、こちらに近付いて来る空に胸が高鳴っていく。
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