海と空の狭間で……
『私も同じ!!
て、かすみはもう遊べる?』
『え!!行っていいの!?』
『うん!!』
『じゃあ、行くね!』


かすみは、私の家は知っている。


『待ってるー!!』
『て、海さん家に居るの?』


山崎海。28歳。
それこそが、私のお兄ちゃん。


なんで、家に来た事が無いかすみがお兄ちゃんの存在を知っているのかと言うと、授業参観などで会った事が有るからだ。


『今日は居るよ!!』
『そうなんだ!!
私、アスナが羨ましい……』
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