海と空の狭間で……
『え!?なんで!?』
『だって、海さんめちゃくちゃかっこいいじゃん!!』


確かに、目立つくらいかっこいい。


でも、綺麗すぎて並んで歩くのは恥ずかしかったりする。


『綺麗だよね……』
『うん!
あんな人が家族だなんて羨ましい!!』
『ありがとう。
お兄ちゃんの事褒められたら、嬉しいよ』
『いえいえ!!
じゃあ、今から向かうね!』
『はーい!』


15分後__


家のインターフォンが鳴り響き、玄関に向かう。



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