海と空の狭間で……
なんだか、取り残された感が凄い。


1人置いて行かれるような不安を感じていると、お兄ちゃんと目が合った。


「アスナ……。
何、ボケッとしているんだ?
アスナもかすみちゃんを送るんだから、準備しなさい」
「あ、うん……」


お兄ちゃんから見送りに誘われホッと溜息を漏らした。


大丈夫__


3人で仲良く出来る__


それだけが、不安で堪らなかった。


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