海と空の狭間で……
キラキラと輝く瞳は、疑う事を知らない子供の様な瞳で純粋さを感じてしまう。


「本当!?」
「うん」


そう返事をすると、コンクリートの地面に座っている空が何か言いたそうに上目遣いでこちらを見つめる。


やばい。
可愛い。


「あのさ……」
「ん?」
「もし、もっと仲良くなれたら連絡先交換出来たりする!?」


真剣な表情で目を合わせて、逸らさない__


連絡先かぁ。


ぶっちゃけ、私は空と仲良くなりたいと思った。

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