【完結】甘くて危険な恋の方程式〈捜査一課、女刑事の恋と事件の捜査ファイル〉
「あぁっ……日向っ」
「つぼみ、そんな顔で見つめられたら、止められない」
「止めないで……。たくさん愛して」
日向にこうして愛されるだけで、わたしはより一層幸せになる。
そして日向の愛に触れて嬉しくなって、深い愛を更に求めてしまう。
「じゃあ愛してやるよ。つぼみの気が済むまで」
「日向……大好き」
「俺もだよ」
その瞬間、身体の奥に深くのしかかる日向の熱い熱量に、わたしは思わず目を閉じた。
そしてその情熱的な愛の芯まで奥深くに身体に刻み込まれ、しっかりとその愛を受け入れた。
「あぁっ……っ」
激しさを増すその行為に、わたしは思わずその背中をしがみつく。
「ごめん。優しくしようと思ったけど、無理そうだ……」
そして日向からの愛を充分に受け取ったわたしは、日向の愛とその体温に包まれながら、お互い抱き合っていた。
「つぼみ。落ち着いたら、二人でどこか行きたいな」
「そうだね。旅行とか、行きたいね」
「旅行か、いいな。まだ旅行、行けてないもんな」
そんな話をしながら、わたしたちは幸せを感じて眠りについた。
【完結】