想い♡想われ_永遠に恋して_
加恋と付き合いながらも、俺はまだ楓のことを忘れられないでいた。
加恋と楓が話をしている時、晴から呼ばれていると..
『楓のこと..どう想っているんだ?』
『忘れられない』
『好きなのか?』
『ああ、好きだよっ..』
『加恋はどうするんだよ? 俺らが付き合って落ち込んで“笑顔になろう”って言ったらしいなっ..』
『近くにいればいるほど、忘れられない..』
『付き合いたいのか?』
問い詰めて来る晴を、俺は本心で語るのは初めてだった。
『出来るなら..。』