腐女子な女!
「正義とは何か?・・・っていうメッセージ性もなくなっていないし・・・やっぱりお前凄いな!」
・・・いつの間にやら、お前呼ばわりかよ?
「コレぐらいで、凄いと呼ばれていたら、世に凄い人間は五万といるって・・・。」
一応言ってみるが・・・。
「でも、この発想は出来なかったよ俺。如月さん、もしかしてプロとか目指しているの?」
はぁ?
「なんで?違うわよ。私は好きで・・・。」
そう・・・アッチのあぁいうのが、大好きで・・・。
「そうか・・・なぁ、これから、如月さんに俺の作品見てもらってもいいかな?」
はぁ?
「いや・・・私は、ホラ・・・小説とか全然読まないし・・・。」
そう・・・まともな小説は一切読まないし・・・。
それに、なんていうの、佐倉くんってデンジャーじゃん?
一緒にいられるところとか見られると、私の身が危険じゃん?
「でも、こういう相手がいれば、俺も心強いんだよ!」
意気揚々と乗り出してくる佐倉くん。
逃げられねぇ~・・・。
この瞬間、私は、自分の人生が終わったのを、確信した。