腐女子な女!

「そこでだ。我々は自らの身をわきまえ、知美応援隊に回ったわけだ。」


 えぇ~・・・いつから、そんな隊が出来たの?


 っていうか、むしろ私もそっちに回りたいのだが・・・。


「大体、世の中、主役より脇役の方が面白いしね・・・」


 それが、本音か!奈津!!


「いや・・・できれば、私もそちらのほうに回りたいのですが・・・。」


 それより、なにより・・・。


 いつ、私が佐倉くんとくっつきたいと言った!!


「何をいうか!このチャンスを生かさずして、お前は何のために女に生まれた!?」


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・腐るためです・・・。


「とにかく、勝負は今日の放課後よ!頑張りなさい!!知美!!」


 結局、二人に押し切られる形になり、今日の昼食は終了した。


 それから、5,6時間目と授業を受けたが、二人の言葉が、頭に響いてうまく頭に入ってこなかった。



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