腐女子な女!
個人的にはバーニィとカミーユが一番好き。

「ここまで来ると、好みの問題よね~・・・。」


 そして、色々あって放課後。


 やっぱり私と佐倉くんは図書室で、小説を見ていた。


 佐倉くんは、なんだかんだで毎日小説を書いてくる。


 でも、この際だから一度しっかりいってやったほうがいいかもしれない。


 ・・・・・・数書けば、良いってものじゃない・・・。


 いや、人の成長の仕方はそれぞれか・・・。


 少なくとも私は数うちゃ当たるタイプではなかった。


 ・・・・・もっとも、一点集中型でもなかったらしいが・・・。


 才能か・・・。


 悪いけど、私の目では佐倉くんも、才能があるとは思えないな・・・。


 でも、そんなこと私が決めることではない・・・か・・・。


「好みの問題といわれると、俺としても困るな・・・。」


 だから、私に聞いたことから間違っているんだって・・・。


「しょうがないでしょ?そりゃ、流行りって言うのはあるけど、流行をつけば必ず売れるかと言うと、そうでもないし、だったら、好みで言うしかないじゃない。」


 もっとも、最近はそんな流行だけをついた作品も多いことは確かなのだが・・・。


 あ~あ・・・嘆かわしいな・・・美男子が出ればOKだと思っている作品が増えると言うのは・・・。


 まぁ、セバスチャンはカッコイイからいいけど・・・。


 一度でいいから、セバスチャンに「お坊ちゃま」・・・と呼ばれたい・・・。


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