腐女子な女!
日本酒、アイス、ネギ、ロードローラ、そして、ナス・・・意味が分かればあなたも末期

 次の日


「あぁ~・・・冷静に考えて、あれか・・・二日目で告白するとかないから、その前から目をつけられていたのか・・・私は・・・」


 と、それぐらいの冷静な分析は出来るようにはなっていた。


 しかし、ほとんど佐倉君との接点はなかったはず。


 同じクラスと言う以外は、どこでつながっていたと言うのだろうか?


「まぁ、男の考えることなんぞ分かるわけがないですからね・・・」


 そうよねセバスチャン。


 三次元の男子の考えることなんて、私が分かるはずないわ。


「おはよう~知美。どうしたの?元気なさげだけど・・・まさか、また靴に画鋲が!」


 朝、亜紀に声をかけられる・・・。


「あぁ・・・画鋲?・・・うんそれぐらい入っていたけど、別に平気。」


 っていうか、もうどこからそんなに画鋲を仕入れて来るのか、そっちを聞きたいぐらいだぜ。


「平気って・・・そんな顔して言ったって・・・」


 顔?


 あぁ・・・顔・・・顔ね・・・。


< 40 / 62 >

この作品をシェア

pagetop