透明の選択
高校3年生〜夏〜
わたしは柊木 杏(ひいらぎ あん)
野球部のマネージャーをしていて
最後の選手権大会で引退し
バイト三昧な夏休みを過ごしていた
地元のお土産売り場でバイトしていて
夏休みは観光客で大忙しだった
だけど高校生活最後の夏休み
恋がしたい〜
彼氏がほしい〜
楽しみたい〜
と心ではそう思っていた
自分でいうのもあれだけど
わたしは意外とモテてはいた
だけど高校1年生の頃
少し部活で交流のあった他校の先輩と
付き合った
電話にでないだけで
留守電に重すぎるメッセージを
残されたり
別れたいと伝えると
"もう生きていけない"
"なに言われても別れない"
と言われ
わたしの友達にも毎日鬼電して
わたしのことを探っていた
うんざりで好きという
気持ちもなくなっていて
この時に
部活を引退するまで
絶対誰とも付き合わない
という自分のルールを作っていた
進路はというと、監督のつてで
特待生として大学が決まっていた
バイトを終えて、帰ってきてから
家でゴロゴロしていると
SNSで隣の高校の野球部から
メッセージがきた
名前は 星谷 陽向 (ほしや ひなた)
というらしい
"よかったら絡もう〜"
くらいの軽いメッセージだった
わたしは柊木 杏(ひいらぎ あん)
野球部のマネージャーをしていて
最後の選手権大会で引退し
バイト三昧な夏休みを過ごしていた
地元のお土産売り場でバイトしていて
夏休みは観光客で大忙しだった
だけど高校生活最後の夏休み
恋がしたい〜
彼氏がほしい〜
楽しみたい〜
と心ではそう思っていた
自分でいうのもあれだけど
わたしは意外とモテてはいた
だけど高校1年生の頃
少し部活で交流のあった他校の先輩と
付き合った
電話にでないだけで
留守電に重すぎるメッセージを
残されたり
別れたいと伝えると
"もう生きていけない"
"なに言われても別れない"
と言われ
わたしの友達にも毎日鬼電して
わたしのことを探っていた
うんざりで好きという
気持ちもなくなっていて
この時に
部活を引退するまで
絶対誰とも付き合わない
という自分のルールを作っていた
進路はというと、監督のつてで
特待生として大学が決まっていた
バイトを終えて、帰ってきてから
家でゴロゴロしていると
SNSで隣の高校の野球部から
メッセージがきた
名前は 星谷 陽向 (ほしや ひなた)
というらしい
"よかったら絡もう〜"
くらいの軽いメッセージだった
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