色づいて、濁り、落ちていく
まるでに幼児のような氷河。
母親にくっつき、どこに行くのもついていく二・三歳児の子ども。
しかし美冬を含め皆、考えていた。
そんな生活も、しばらく経てば飽きるだろうと。
でも氷河は飽きるどころか、美冬への“執着”が増していくばかりだった。
さすがの美冬も、疲れてくる。
次第に、たまには一人になりたいと思うようになっていた。
「はぁ?一人になりたい?
どうして?あり得ない!
僕達はこんなに愛し合ってるのに、離れたいなんてあるの!?」
最近は氷河の仕事は、事務所内での仕事が多い。
その為、美冬も一緒について行っていた。
なので、一人の時間が全くないのだ。
「離れたいとかじゃないんです。
ただ、一時間でもいいので、一人でお庭を散歩したいんです」
「ダメ!そんなのあり得ないし、意味がわからない。
僕には理解ができない」
「氷河さん、お願いします」
「ダメ!美冬は、僕のこと嫌いになったの?
だからそんなこと言うの?」
「違います。好きですよ、氷河さんのこと」
「どのくらい?」
「え?」
「僕は、美冬以外の人間を殺したい位好き!」
「は?」
「美冬もそうでしょ?」
「え…私はそこまでは…」
「はぁ?どうゆうこと!?
僕達は愛し合ってるのに、どうして同じじゃないの?
もう!!全くわからない!!
なんなの!?
恋人同士は、同じ気持ちだから恋人同士なんでしょ?
なのに、なんでこんなに気持ちの差があるの!?」
氷河は、軽いパニックのようになっていた。
母親にくっつき、どこに行くのもついていく二・三歳児の子ども。
しかし美冬を含め皆、考えていた。
そんな生活も、しばらく経てば飽きるだろうと。
でも氷河は飽きるどころか、美冬への“執着”が増していくばかりだった。
さすがの美冬も、疲れてくる。
次第に、たまには一人になりたいと思うようになっていた。
「はぁ?一人になりたい?
どうして?あり得ない!
僕達はこんなに愛し合ってるのに、離れたいなんてあるの!?」
最近は氷河の仕事は、事務所内での仕事が多い。
その為、美冬も一緒について行っていた。
なので、一人の時間が全くないのだ。
「離れたいとかじゃないんです。
ただ、一時間でもいいので、一人でお庭を散歩したいんです」
「ダメ!そんなのあり得ないし、意味がわからない。
僕には理解ができない」
「氷河さん、お願いします」
「ダメ!美冬は、僕のこと嫌いになったの?
だからそんなこと言うの?」
「違います。好きですよ、氷河さんのこと」
「どのくらい?」
「え?」
「僕は、美冬以外の人間を殺したい位好き!」
「は?」
「美冬もそうでしょ?」
「え…私はそこまでは…」
「はぁ?どうゆうこと!?
僕達は愛し合ってるのに、どうして同じじゃないの?
もう!!全くわからない!!
なんなの!?
恋人同士は、同じ気持ちだから恋人同士なんでしょ?
なのに、なんでこんなに気持ちの差があるの!?」
氷河は、軽いパニックのようになっていた。