転んだ場所は夢の国
女との付き合い方もだ。


散々な過去だった。


俺はこういう時どうすればいいのかを知らない




あいつとか変われば関わるほど自分が最低なんだと思い知らされる。


「おう、」


「はい、もしもし。あ、その件は」〜



「ではまた、失礼します。」


10分と少しの電話が切れた。


その間俺の目の前ではせかせかと動く秘書。
(同居人)



「あ、お電話終わりましたか?」


「終わった」


「コーヒーか紅茶、どちらにします?」



そう問うてくる秘書。


「コー」

「コーヒー。ですよね?」



なぜだか彼女は俺の好みを知っているようだ
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